91FI+SYzsIL
愛らしい花の子たちが、憲法をたいせつに思う心を伝えてくれる絵本。

『けんぽうのえほん あなたこそたらからもの』
いとうまこと・ぶん たるいしまこ・え 大月書店

「みんなおなじで、みんなちがう」だから、「ひとりひとりがたいせつにされる」という13条からはじまるこの絵本は、かわいい花の子たちの表情やしぐさからも日本国憲法のエッセンスを感じとることができます。
「憲法の伝道師」である弁護士、伊藤真さんの伝えたいことを、子どもたちにわかるように、文章も心配りされています。
とても印象的なのは、花の子たちが、多くの先人たちから託された「たからものの憲法」をだいじに抱えて歩き出すシーン。
日本国憲法ができるまでの長い歴史と、できてからのたくさんの方のがんばりがあって、いま憲法が生きているんだということに、あらためて気づかされます。
表紙は小学校低学年からの絵本のようですが、ちょっと難しい内容も含まれています。
「よくわからないところは、またもう少し大きくなってから考えようね」という読み方もありですよ。(Sayo)