高校の先生から、しるしる憲法に問い合わせをいただきました!

昨年の秋の、朝日新聞の記事を読んだ生徒たちから、ワークショップをやってみたいと声が上がったと。春休みのうちにまずは先生が、ぜひワークショップを体験してみたいとのことだったので、さっそく宮城県へ。
『檻の中のライオン』の楾弁護士の講演会を宮城で初開催し、しるしるワークにも以前から興味を持ってくれていた友人にも声をかけ、仙台近郊の大崎市でのワークショップ開催となりました。大崎市というより古川といったほうが馴染みが深いでしょうか。古川は、大正デモクラシーの旗手吉野作造の生誕の地ということで、期せずしての、意義深い訪問となりました。

ワークショップの会場となったのは古川駅から車で5分ほどのCafé AT HOME。
名前の通り、まるでおうちにいるようにとても居心地の良いカフェでした。
丁寧で美味しいランチを間にはさみながら、「憲法占い」と、「憲法を写真で撮ってみよう」の二本立てのワークショップを、3人の参加者が楽しみました。

いつものように憲法占いからスタート。日常の一コマを出してもらったら、きぬた折りを作って、ざっくりと憲法の章立てを復習。
「さて、これであなたも占い師です」との言葉で、“ウォーキング”というお題から条文をひねり出してもらうと、おしゃべりも条文も止まらなくなりました!
肥満県といわれる宮城の地方自治体の取り組みとしてARUKUというアプリのこと、そこから膨らんで、GPS機能のこと……。たくさんのエピソードと条文が、出てくる出てくる……。
そのあとも、お題が変わるたびに、学生時代のエピソードや92歳のおばあちゃんの話、憲法を身近に感じるエピソードが次々と飛び出してきて、あっという間にランチの時間。

美味しいお昼をはさんで、午後は写真のワークショップ。こちらも、6枚の写真から、たくさんの条文が飛び出しました。ゴミカレンダーの写真から、飛び出してきたのは24条、29条それから第8章地方自治の条文たち……。
そして最後に俳句をひねりだしていただきました。

・かめばかむほどあじがでるけんぽうくん
・九条のありがたさ身にしみる
・憲法と結びつくかな健保は

憲法は楽しい、そして深い。憲法を介したおしゃべりから、自分の考えをどんどん深めていくことができました。憲法をどう解釈するか、本当はそこにかかっていること。解釈するためにはまず、自分で考えなくてはならないこと。そして、何よりも知らなくては解釈できないこと。だからこそ、憲法を自分ごとにしていかなくては駄目だよね、と改めて気付いたのでした。
今日のワークショップが、新年度の高校の授業につながっていくといいな。この宮城での出会いから、どんどんタンポポの綿毛が飛んでいくのだろうな。そんなことを思えた充実した時間でした。

♪参加者の感想から♪
・憲法を読み込むためのしかけということがわかり、楽しく出来ました♡
・遠方まで来ていただき感謝。吉野作造の地古川、ここは昔から憲法に熱心な地です。楽しく、ありがとうございました。
・意外な結びつき方をしているものだと改めて勉強になりました。