『二つの憲法 大日本帝国憲法と日本国憲法』 井上ひさし
ここ数年の日本のこと。
ご存命ならばどう報道されただろう、どう書かれただろう、どんなお話しが聞けただろう・・・と思い浮かぶ方が何人もいます。
そのうちのお一人が井上ひさしさんです。
『二つの憲法 大日本帝国憲法と日本国憲法』
井上ひさし 著 岩波ブックレット No.812
このブックレットは1999年8月13,14日に行われた講座をもとに1999年10月に刊行されたものの再録です。
17年前はガイドライン関連法が成立、改憲の議論も起こっていたころです。
2016年7月10日の選挙、結果によっては17年前からの議論の結論へと!?!?
日本国憲法の意義を意識してみませんか。
17年前の内容であっても、今読むとまさにしっくりきます。
これこそしるしる憲法!!
井上さんと憲法学者の樋口陽一さんは高校で同級生だったんですね!
このブックレットを読んで知りました。
最後の方では日本国憲法の前文について書かれています。
ここを読んで、私はもういちど、前文を確認したくなりました。(J)